1980年代にフジテレビの人気番組「オレたちひょうきん族」などに出演し「アダモちゃん」のキャラクターで人気を博したタレントの島崎俊郎さん(68)が死去したことが分かった。

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▽フジテレビ「オレたちひょうきん族」のディレクターを務めた三宅恵介氏(74) 

島崎君は「ひょうきん族」で3人組のヒップアップでコーナーを持っていて、いろんなネタをやっていた。その中のドラマの「タケちゃんマン」でグループサウンズを解散する設定でやることになった。みんな長髪のカツラを被っていたんだけど、本番の時にビートたけしさん(76)が、アドリブで島崎君に「お前はポリネシアンダンサーをやれ」と。それがウケた。

次の週に島崎君に、ポリネシアンダンサーの格好で「勝手に踊って、最後に何かひと言」と。訳のわからないことを叫びながら、最後に追い詰められて「ペイッ!」と。大爆笑だよ。本人は「何だか分からないけど『ペイッ!』言っちゃいました」って。

それが好評で、だんだんアダモちゃんになっていった。悩んで「ペイッ!」と言って「アダモステ」と叫びながら帰って行った。別に台本があったわけじゃない、島崎君がオリジナルで生み出した。

素顔は真面目で、ヒップアップのネタ作りでも真剣でした。当時、所属していた渡辺プロの伝統で、お笑いには音楽が必要と考えるタイプだった。若い頃には志村けんさんなんかとも、一緒にやってたんじゃないかな。

残念ですね。ご冥福をお祈りします。