元乃木坂46の秋元真夏(30)が10日、横浜市内で行われた「ヨコハマ未来創造会議」キックオフイベントに出席した。「GREEN×EXPO 2027」(2027年国際園芸博覧会)に向けて、同会議の運営に参加する若者と伴走する「GREEN×CAPTAIN」に就任した。

参加者約100人の前に登場し、「今回こうして皆さんと一緒に未来の横浜について考えられる機会をいただいて、うれしく思っています」とあいさつした。フェリス女学院大出身で「横浜市は、祖父母の家がありましたし、10年ほど前に通っていた大学もあったので、ゆかりのある心落ち着く場所です。歴史のある街並みや、緑を大切にしている大好きな場所。しっかり役目を果たしていきたいです」と誓い、「すごく緊張しています」とほほ笑んだ。

あらためて「GREEN×CAPTAIN」として「横浜の未来を支えるために皆さんとこれから話し合っていけるというのは、うれしさと責任を感じています」と伝えた。乃木坂46では、今年2月の卒業まで2代目キャプテンを務めた。「キャプテンの時に一番大切にしていたのが、1人1人に寄り添って個性に目を向けることです。私は引っ張っていくのがちょっと苦手だったので、できるだけ人との距離を縮めて、1人1人をサポートすることを意識しました。今回、学生の方や社会人の方の意見を聞いて、寄り添っていけたらなと思います」と意気込んだ。

さらに「キャプテンイコール、人と人、ものとものをつなぐ、ということを掲げていたので、横浜と皆さんのアイデアを未来につないで、新しい横浜を支えていきたいです」と笑顔で伝え、拍手を浴びた。山中竹春横浜市長らとともに、参加した若者たちとトーク。「私が子どもだった20年前は、地球温暖化という言葉しか知らなかった。今はそれを明らかに感じる段階まできているというのは本当に危険だと思います」などと訴える一幕もあった。