4夜連続となる東京公演を10日に終えた米歌手テイラー・スウィフト(34)が、その足で羽田空港に向かい、チャーター機に乗り込んで帰国の途についたことが分かった。

スウィフトは現地時間11日に米ラスベガスで行われる米ナショナルフットボール(NFL)の王者決定戦スーパーボウルに出場するカンザスシティー・チーフスの恋人トラビス・ケルシーを応援するため、東京からとんぼ返りする可能性が取り沙汰されていた。

AP通信によると、10日午後9時12分に東京ドームでの最終公演を終えたスウィフトは、羽田空港に直行。複数のメディア関係者が、羽田空港のプライベートジェット機エリア付近で、4~5人の団体がミニバンから降りて飛行機に乗り込む人物を傘で隠しているのを目撃したという。

スウィフト本人の姿は見えなかったというが、スウィフトのファンと航空ジャーナリストたちは「フットボール・エラ(時代)」とラベルが付けられたプライベートジェットの情報を発見。その飛行機の位置情報を追跡し、SNSで共有していたという。その結果、スウィフトが乗ったとみられる飛行機は、現地時間午後3時半近くにロサンゼルス空港に到着したことが確認できたという。

スーパーボウル終了後は、オーストラリア公演に向けてメルボルンに出発する予定になっている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)