起業家で格闘技イベントBreakingDown(ブレイキングダウン)のCOOとして知られる溝口勇児氏(39)が16日までにX(旧ツイッター)を更新。大物政治家から「圧力」があったことを明かし、大きな反響を呼んでいる。

溝口氏は「人生で初めて大物政治家から圧力をかけられた。こっちがまだ大した影響力がないのをいいことに、一方的に、しかも初対面で意味もわからずに怒鳴りつけられたり、人差し指を何度も指されて嘲笑されたり、脅迫めいた言葉を何度も吐かれたり、『あなたに警告しにきた』とか話を始めるやいなやいきなり言われて こっちは何もわるいことをしていないのに、こちら側の話を一切まともに聞くことともなく、一方的にまくし立ててきて。こんなことはドラマや映画だけの世界だと思っていたけど、決してそんなことはないんだなと思って驚いてる苦笑」と記述。

そして「彼らのような政治家はこうやって理不尽に弾圧をしても、今までは相手がみんな泣き寝入りしたり、黙ってきたのかもしれないけど、これまでの人生で、例え損を被っても、例え傷つくことがあっても、『不条理には絶対に屈しない』というスタンスで生きてきただけにいろいろ思うこともあって。今回、理不尽と戦うことを選択することで迷惑をかけるかもしれない経営陣やアドバイザーや友人たちに本件を相談して、『権力に屈したくない。けど、頭を下げなければみんなに迷惑をかけるかも』と伝えたら、『溝口くんの好きなようにすればいい。全力で応援する』と言ってもらえたことであらゆる勇気と覚悟が持てた」と述べた。

続けて「しかしエンタメ業界に身を置いてからというもの、いろんなことが短期間で身の回りに起きる。事業は伸びてるのに、足を引っ張られることが多く、いったいこの業界と自分は相性がいいのかわるいのか涙。いずれにしても、正義はこちらにあるので、こちらは総力戦で負けずに頑張るつもりです(尚、おれが意味のわからない罪状で捕まったら、その人のせいだと思ってね) いずれにしても、最近は身の回りの友人、先輩の身の回りにもたくさん理不尽なことが起きてて絶句してる。みんな立場もあって泣き寝入りしてるけど、弛まぬ努力を積み上げてきた中で、くだらない嫉妬や権力争い等に巻き込まれているものがほとんどだけど、いつかは大切な人を理不尽や不条理から守れるような力を絶対に身につけたいです」と理不尽な圧力に屈しないという覚悟をつづった。

この投稿に対し、応援や激励の声が相次いで寄せられているが、BreakingDownで活躍する”元アウトローのカリスマ”瓜田純士も”参戦”。「税金払ってんだからそんなジジィ関係ないですよ 今度連れてってください 録音録って晒してやりましょう」とコメントしていた。

溝口氏はさまざまな企業を設立、創業し、最近ではBreakingDownのCOOとして有名。CEOの格闘家朝倉未来とともに大会全般を仕切り、自身も同大会で2回試合し、いずれも圧勝を収めている。昨年12月には著書「持たざる者の逆襲 まだ何者でもない君へ」を出版した。