俳優神田正輝(73)が17日、テレビ朝日系「朝だ!生です旅サラダ」(土曜午前8時)に生出演。番組MCとしてきっちりあいさつした。

ぼそりとつぶやく第一声は「春一番、すごかったね」。すぐ隣のMC松下奈緒(39)から「ね、スゴかった」と相づちが入り、同じくMC勝俣州和(58)も「スゴかった、音が」と両耳を両手をおおうようなアクションで応じた。

続けて「なんか、羽田近辺で20メートルを超えたらしい、風速」と話すと松下から「けっこう強かったんですね、風が」と話され、勝俣も「なんかいろんなところにゴミ箱が散乱していて」と返されて「自転車が転がってたもん」と順調な滑り出しだった。

前週10日の放送では、勝俣がコメントを放り込んだタイミングで、神田がダジャレのオチをさえぎられる“事故”があったことから、勝俣も松下もしゃべる間を確認しながら、神田のコメントとかぶらないように会話をしているようだった。

神田は今回の番組内で視聴者プレゼントの多いことを告げてから「すてきなダンディーなお客さまに来てもらっています」とゲストの俳優高橋克典(59)を招き入れた。高橋は神田に「ごぶさたしております」と腰を折って浅いながら体を止めてあいさつした。

迎える神田もがっちりと握手をしてから「カツはいつみてもカッコいいよな」とプライベートで顔を合わせると「カツ」と呼んでいるとをうかがわせた。勝俣からは「爽やかですね、こんな朝早くなのに、ハハハ」とツッコまれると高橋は「そうスか? もう、夕べほとんど寝ていないです。早く起きなきゃいけなきゃ、と思って」と胸に右手をあてた。

そこで神田が「高橋さんの旅、あのー娘さんがスキー?」と問いかけ、笑顔の高橋から「息子です」と修正され「息子、スキーやってるんで、スキー場行ったらしいよ」と松下と勝俣に語りかけた。うなずく2人を確認して神田は「カツとスキーってあんまり結びつかないんだよな、楽しみです」と番組の導入からノリノリのおしゃべりで幕を開けた。

神田は昨年11月の放送で「体のメンテナンス」との理由で番組を突然休んで9週連続で姿を見せなかった。今年1月27日の放送からこの日が4週連続での生出演となった。