俳優阿部サダヲ(53)が主演を務めるTBS系連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜午後10時)第9話が22日、放送された。ゲスト出演した櫻坂46の守屋麗奈(24)のセリフがネットで話題となっている。

守屋は秋津(磯村勇斗)が社内モニターとして登録しているマッチングアプリで知り合う女性・矢野恭子を演じた。矢野は初対面の秋津に対して「私も人を好きになったことがなくて。エッチする相手だけはなぜか途切れないんですけど」と自己紹介。他にも「ご飯だけとか、エッチだけとか、ゲームだけとか」「理想は交際0日婚なんで」など衝撃セリフもあった。

現役アイドルの“不適切”発言にX(旧ツイッター)では「うぅ…れなぁの口からこんな言葉が ドラマ出演おめでとうの気持ち吹っ飛んだ」「アイドルにこれ言わせるか…笑 すごいドラマだなぁ…改めて」「れなぁに『エッチだけする相手は何故か途切れないんですねどね』『エッチだけとか』と言わせたいだけじゃん(笑)おっさんの影しか感じねぇ。マチアプで出会った相手の家行って、初対面のその同居人の前でそんなこと言うれなぁ(れなぁじゃない)地球上にいるぅぅ?」「台詞を言ってる時の現実感のなさや、アルファべットのところで演技にもかかわらずかすかに恥じらってる雰囲気、などを見て、むしろ、れなあさんの清純さが鉄壁であることが証明されたと、感じました」などと書き込まれていた。

同ドラマは「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」など愛される作品を生みだした、脚本の宮藤官九郎氏と磯山晶プロデューサーと阿部の黄金タッグ、最高のキャストでお届けする意識低い系タイムスリップコメディー。阿部演じる主人公・小川市郎はひょんなことから1986年から2024年の現代へ。昭和のダメおやじの不適切発言が令和の停滞した空気をかき回すが、市郎の極論が、コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていくことに。タイムスリップしたことで出会う人々との絆を描くヒューマンコメディー。

29日の最終話は15分拡大で放送される。