吉高由里子主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜午後8時)の24日第12回の平均世帯視聴率が10・6%(関東地区、速報値)だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は6・4%だった。

前週の第11回の世帯平均は11・4%、個人視聴率は6・6%だった。

第63作大河ドラマで、吉高由里子演じる紫式部を主人公に、1000年の時を超える長編小説「源氏物語」を生み出した女流作家の波乱の一代記を描く。脚本は“ラブストーリーの名手”とも称される大石静氏が担当する。

◆第12回あらすじ「思いの果て」

道長(柄本佑)の愛人になることを断ったまひろ(吉高由里子)。為時(岸谷五朗)が官職に復帰する目途もなく、生計を立てるためにまひろの婿を探すことを宣孝(佐々木蔵之介)が提案する。その頃、まひろと決別した道長(柄本佑)はかねて持ち上がっていた倫子(黒木華)との縁談を進めるよう兼家(段田安則)に話す。一方、姉の詮子(吉田羊)は、藤原家との因縁が深い明子(瀧内公美)と道長の縁談を進めようと図るが…。