福岡に移住した芸人の波田陽区(48)が26日、フジテレビ系「ぽかぽか」(月~金曜午前11時50分)にゲスト出演。「東京の番組スタッフ嫌いっぽい」との質問に率直に答えた。

波田は16年に家族で福岡に移り住み、九州でタレントとして活動する。「ギター侍」のネタで一世を風靡(ふうび)したが、福岡での仕事については「福岡にいたら一発屋の仕事はないんです。普通のいちタレントとして扱ってくださるから、すごい心も穏やか」と心底落ち着く様子。

一方、東京での仕事については「たまに東京で呼んでもらう仕事は一発屋のくくりで、最高月収いくら、最低月収いくら、今どんなひもじい仕事してるのと。そんな感じなんです」と苦笑した。

東京のスタッフの印象についても「ネタをリハーサルで見せた時に、帽子を斜めに被ったディレクターが腕組んで『久しぶりに見たっすけど、まあまあ面白いっすね』って。カチーンみたいな。まだ28歳くらいの」と若手になめられることに憤り、「いい気持ちしない。誰もが一発屋になりたくてなったわけじゃないから。普通に愛されたい」と話して笑いを誘った。

東京の番組に出演後は福岡のスタッフの心遣いを感じるといい「『大変だったね』とかなしに、『普通に夜飲みに行きましょう』って普通に接してくれる。『お帰り』って。やさしいんですよね」とかみしめていた。