日本テレビ水卜麻美アナウンサー(36)が27日に放送された日本テレビ系「午前0時の森 おかえり、こっち側の集い/最終回SP」に出演。番組2年の歴史を共演したオードリー若林正恭(45)と振り返った。ゲストは総勢79人だった。

番組はキラキラした「あっち側」に対して若林と同じ「こっち側」の悩みを持つ方々に寄り添う趣旨で午前0時の1分前からスタートする編成になっていた。

若林は訪れたゲストに対して「よくしゃべってくれた。誰がとかではなく、毎回ビックリしてな。どういうメリットでしゃべってんだろ」と話した。

水卜アナからの「あっち側、こっち側というのは、どういう風に思いました?」との問いには「単純に二元論で分けられないことは重々承知の上やってきて、それぞれのこっち側、十人十色を聞けるのは刺激的だった」と話した。

収録が終わってピンマイクを外した後で若林はゲストに「話しかけられなかった」と腕を組んだ。水卜アナは「連絡先を聞かなかった。(ゲストと一緒になると)緊張しちゃうから毎回あっち側のエレベーターに行ってました。何を話していいか分からないから」と告白すると、若林は「そういや水卜ちゃん見たことないわ、この番組のエレベーターで」と話し「“あっち側”のエレベーター乗ってたの?」とツッコんだ。

そして「収録終わり」として水卜アナから若林へ「お手紙」がしたたまれ、元NHKのアナウンサーでフリーの内藤裕子が朗読した。以下、原文ママ。

拝啓 若林正恭様、そして見てくださったみなさま。

寒の戻りがこたえますが、桜の開花の便りも少しずつ届くことになってきました。

いかがお過ごしでしょうか。

2年間、大変お世話になりました。

若林さんとは、入社以来、少しずつ期間が空きながらも、たびたびご一緒させていただてきました。

またなくなってしまうのは、さみしいですが、この2年間に、この場所があってよかったです。

次にお会いする時には、またお互い初対面のようなあいさつをしてしまう気もしますが、これからもよろしくお願いします。

たくさんゲストのみなさまにもお越しいただきました。

同じ「こっち側」と言っても、それぞれに自分なりのこっち側の定義があって、みんな苦手なことも気にしていることも違います。

それでも、共有してたまに共感して、少し居心地の良い空間になれていたら、うれしいです。

P.S.そしてなにより、見てくださったみなさま、お便りやあたたかい反響をくださったみなさま、ありがとうございました。

どうか穏やかに、新年度を迎えられますように。