5人組ビジュアル系ロックバンドDIR EN GREY(ディル・アン・グレイ)の4年ぶりとなる欧州ツアーが全9公演のうち7公演がソールドアウトの大盛況を記録していることが28日、分かった。

「EUROPE TOUR24 FROM DEPRESSION TO ________ [mode of Withering to death.&UROBOROS]」と題し、今月19日のポーランド・ワルシャワを始め、フランス・パリやイギリス・ロンドン、最後は31日のドイツ・ベルリンの4カ国全9公演。ワルシャワ公演2日目とドイツ・オーバーハウゼン公演の2公演を除く全てが完売した。

収容人員2000人規模の会場を軒並み満員にしている人気とパワーは現地でも大評判。

関係者は「母国語ではない日本語にもかかわらず、お客さんの大合唱が起きるなど日本でのライブ? と見間違えるような光景が広がっています」と話している。

前回の欧州ツアーは新型コロナウイルス禍になる直前だったが、今回は一昨年に日本で行った25周年ツアーを欧州に持っていく形式。特に欧州で人気の高い「Withering to death.」(2005年)と「UROBOROS」(2007年)の2枚のアルバムを引っ提げての内容。

世界を股にかけて躍動するDIRは帰国後の4月24日に通算34枚目となるシングル「The Devil In Me」をリリース。カップリングには1999年(平11)に発売した「Cage」「予感」の録りなおし音源を収録。4月26日から25年前のデビュー当時のツアータイトル「PSYCHONNECT」を冠した全国ホールツアーを開催する。