カリフォルニア州を含む4州で弁護士資格を持つ米「ブラックベルト・リーガル弁護士法人」代表の吉田大氏が29日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に リモート出演。MLBドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳、水原一平氏(39)の違法賭博問題について言及した。

大谷は26日、事件発覚後初めて会見し、賭博や負債送金などへの関与を全面的に否定した。一方で、水原氏がなぜ大谷の銀行口座にアクセスして450万ドル(約6億7500万円)もの巨額の資金がなぜ送金できたのか、大谷がなぜ気がつかなかったのかなど、解消されない疑問点も残った。

吉田氏は大谷の潔白の証明には「送金記録の開示」が必要と語った。送金記録は必ず残っているといい「銀行というのは厳しいコンプライアンスに従うようになっていますので、送金の金額のみならず、日付、具体的な時間、それらすべてが詳細にデータが取られています」と説明。続けて「これに従って、例えば、いくら、いつ、どのくらいの間隔が空いて、そしてどのような口座、それが複数の口座だったのか1つの口座だったのか。この記録を見ることによって、重要な点が見えてくる」と私見を述べた。