女優天海祐希(56)が18日、都内で、4月25日スタートのテレビ朝日開局65周年記念ドラマ「Believeー君にかける橋ー」(木曜午後9時)のキャスト登壇イベントに出席した。主演の木村拓哉(51)と初の夫婦役となる。

黒のドレス姿で登場し、大歓声を浴びた。劇中では、大手ゼネコン「帝和建設」の土木設計部長、狩山陸(木村)の妻で看護師長の玲子を演じる。役柄を聞かれ「私は木村さん演じる狩山の妻、妻を演じさせていただきます」と強調して、笑いを誘った。「今のところまだ数回しか、いとしい主人には(撮影で)会ってないんですけど。どれも濃密な時間を過ごさせていただいています。撮影が進むにつれてもっと仲も深めていきたいです」と意気込んだ。「狩山さんを悩ませる存在にもなっていくので、楽しみにしていただけたら」と呼びかけた。

司会者から木村が天海の印象を聞かれると、隣に座っていた天海も「どうですか?」と木村を見つめた。木村は「自分と天海さんで何かご一緒できるとうかがったとき、天海さんのいろんな作品を拝見してきたので、そばにいると音頭とかにおいとかも感じさせてくれる存在。全部ひっくるめて、ありがとうございますって感じです」と感謝した。

天海も「私からもお返ししますけど、いろいろ木村さんの作品を拝見していて、常々熱量とかを感じていた中で、目の前で拝見すると『ああ、これが木村拓哉さんか』と思います」と表現した。「とても新鮮だし、それなのによく練り上げられたものを感じるというか。特等席で見られているので、すごく楽しい。2人のシーンとかでも、多分あまり見られたことのない表情を見せているので、木村拓哉さんの新しい側面も見ていただけるんじゃないかなと思います」とアピールした。

ドラマは、橋づくりに情熱を燃やす狩山陸が「龍神大橋」を建設するため奮闘の日々を送っていたが、大人数を巻き込む事故が発生し、刑務所に収容されてしまう。各所でえたいの知れない“何か”がうごめき出し、激動の渦にのみ込まれていく中でも、決して諦めることなく希望と再生の道を見つけだしていく。手に汗握るサスペンスと、スリリングで心に染み渡る人間ドラマが交錯する壮大なヒューマンエンタメだ。

また、竹内涼真(30)斎藤工(42)上川隆也(58)北大路欣也(81)山本舞香(26)小日向文世(70)一ノ瀬颯(27)が出演することが分かった。