吉高由里子主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜午後8時)の21日第16回の平均世帯視聴率が10・5%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・1%だった。

前週の第15回の平均世帯は10・7%、平均個人視聴率は6・3%だった。

第63作大河ドラマで、吉高由里子演じる紫式部を主人公に、1000年の時を超える長編小説「源氏物語」を生み出した女流作家の波乱の一代記を描く。脚本は“ラブストーリーの名手”とも称される大石静氏が担当する。

◆第16回あらすじ「華の影」

石山寺からの帰路、まひろ(吉高由里子)は思いかけず、さわ(野村麻純)を傷つけていることを知り落胆する。宮中では、後宮に伊周(三浦翔平)や弟の隆家(竜星涼)らが集いにぎわう中、詮子(吉田羊)が現れる。一条天皇(塩野瑛久)らが緊張する中、伊周は・・・その頃、都で疫病がまん延していた。ある日、たね(竹澤咲子)がまひろを訪ね、悲田院に行った父母が返って来ないと助けを求める。悲田院でまひろが見たのは…。