歌舞伎俳優市川中車(59)、長男市川團子(21)らが23日、東京・立川市の立川ステージガーデンで行われた「立飛グループ創立100周年記念事業 立川立飛歌舞伎特別公演」の初日を迎えた。演目は「連獅子」「新説 小栗判官」の2本立て。

「新説-」は将軍家の命によりいいなずけとなった小栗判官(市川團子)と常陸国の領主の娘・照手姫(中村壱太郎、35)の物語。中車は19日の会見で、父の市川猿翁さんが80年代に復活させた澤瀉屋ゆかりの演目だとして「一昨年(に出演した際)はまだ未成年だった息子、團子が21歳の成人になり、主演を務めさせていただきます。どうぞ楽しんでいただければと思っております」と笑顔であいさつ。團子も「祖父が復活させた数々の演目の中でも3本の指に入るだろうという大切な作品。覚悟と情熱をもって務めてまいります」と意気込みを語っていた。

團子はこの日、公演前のあいさつでも「身の引き締まる思い。成長した姿をお見せしたい」と話した。見どころの1つが、團子と壱太郎が白馬に乗って高さ12メートルの宙乗りになるシーンで客席を大いに沸かせた。

26日まで計5公演行う。

市川中車「息子が21歳になり主演を」長男團子「覚悟と情熱」立飛グループ創立100周年記念歌舞伎