起業家で経済エンターテインメント番組「REAL VALUE」CEO、格闘技イベントBreakingDown(ブレイキングダウン)のCOOとして知られる溝口勇児氏(41)が17日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。BreakingDown18の前日公開計量で対戦相手から突然ビンタされ、倒れた後にくも膜下出血が判明していた竜について、1820文字の長文で言及した。
BD18は14日に都内で開催。前日計量は13日に行われた。第5試合のライト級ワンマッチ、キックルール70キロ以下に出場する竜がフェイスオフ時に突然、対戦相手の江口響にビンタをされ昏倒(こんとう)。右足はけいれんし、一時は失神で意識を失った。その後試合は中止となった。
竜は15日、自身のXで「くも膜下出血で脳内に出血が発見されて、状態は良くないです。暖かいメッセージありがとうございます」などとポスト。16日には経緯を説明した上で「症状も安定し、改善に向かっている」とつづっていた。
溝口氏はエースタイルGroup谷本吉紹氏の「親愛なる溝口へ」から始まる「『格闘技』でも『ただのエンタメ』でもない。人の身体と人生を使う、高リスクなIP」と指摘されたポストに怒りを見せた。溝口氏は当該ポストを引用した上で「当事者の竜が、BreakingDownや選手たちが叩かれているのを見てどれだけ傷ついているか分かってんのか。その気持ちを、想像できるか、おまえに」と投げかけた。
続けて「おれは今回、おれのせいで朝倉未来やチームメンバーが叩かれてるのがつらい。だって今回の問題は、運営の問題。朝倉未来でもなく、運営の責任はすべておれにある。それがおれが朝倉未来CEOや経営メンバーと交わした約束。だからこれはおれの問題だし、これからやれることは必ずおれがやる」と宣言。
竜の現状については「脳神経外科の専門医とも連携してる。素人判断で進めているわけじゃない」とした。
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以下、投稿全文。
何が親愛なる溝口へ、だよ。おまえは普段は擦り寄ってきて、おれたちが炎上したり問題が起きた時だけ、すぐに正論を語って、急に上から目線で意見してくるけど、勘違いすんなよ。
こっちがどれだけ修羅場をくぐって、どれだけ危機対応してきたと思ってんだ。おまえレベルの経営者が、教科書通りの経営論を振りかざして語れるほどこの興行は甘くないんだよ。
何か起きた時だけ、多くの人に共感してもらえそうな時だけ、偉そうに前に出てくる外野は黙ってろよ。
当事者の竜が、BreakingDownや選手たちが叩かれているのを見てどれだけ傷ついているか分かってんのか。その気持ちを、想像できるか、おまえに。
おれは今回、おれのせいで朝倉未来やチームメンバーが叩かれてるのがつらい。だって今回の問題は、運営の問題。朝倉未来でもなく、運営の責任はすべておれにある。それがおれが朝倉未来CEOや経営メンバーと交わした約束。だからこれはおれの問題だし、これからやれることは必ずおれがやる。
でも、竜、本人はそう思っていない。「自分のせいでみんなが叩かれている」そう思って苦しんでいる。
しかも今、竜は自分のことだけじゃなく、江口の心のケアにまで気を配っている。そういう現実を背負って、おれたちは向き合ってる。
おれたちは、BreakingDownをそんなぬるい覚悟でやっていない。
竜は今朝退院して、回復に向かっている。
それでも万が一が起きたらどうするか。その責任も含めて、おれたちは最初から全部背負ってる。
竜に限らない。選手にもしこの興行がきっかけで何かあったなら、できることはすべてやる。人生も、家族も、覚悟を持って引き受けると決めてる。
BreakingDownに出ている選手たちも同じ。
軽いノリで立っている奴なんか一人もいない。
そういえば、おまえは前に会った時「BreakingDownに出たいです」っておれに言ってきたよな。選手たちは、おまえみたいな軽い気持ちでここに立ってるわけじゃない。
おれたちはリアルを見せている。生半可な覚悟なら、オーディションにも来ないし、試合もしない。
今もおれたちは、最優先で安全対策と今後について、チームや専門家と現場レベルで詰めてる。
竜の件も含めて、脳神経外科の専門医とも連携してる。素人判断で進めているわけじゃない。
この先についても、たとえ竜本人が「試合に出たい」と言ったとしても、専門家と連携して止めるべき時は必ず止める。おれも未来くんも、彼の安全を最優先して説得する。選手の覚悟をそのまま使い潰す気なんか最初からない。
もちろん、BreakingDownを見ていない人は当然として、視聴者であっても一般の人に、おれの書いていることがすべて伝わらないのは分かっている。いや理解してほしいとも思っていない。おれが逆の立場でも、同じようには理解できないと思う。それに常識的だとも思っていない。そもそもおれたちの判断が正しいとも思ってない。いつも考えてる。
だから批判は全部受ける。そこから逃げる気はない。
繰り返すけど、運営の責任はすべておれにある。損害も、賠償も、責任も、おれの首が必要な時が来たら必ず差し出す。
BreakingDownは、教科書通りの興行じゃない。だから心配もかけるし、批判があるのも当然だと思ってる。
今回も、ファンを含めてもっともな意見ばかり。可能な限り、多くの声に目を通すつもり。おれがずれてたところもすでにたくさんあったし。
ハッキリ言って、この興行に関わった当初は、今よりももっと気軽な気持ちだった。
おれにとってBreakingDownは人生のすべてじゃない。いくつもあるプロジェクトの一つだった。
それでも、おれはこの興行を今は軽く扱っていない。
だから自分自身も、選手と同じように必要なリスクを取りたいと思ってる。少しでも選手の立場を理解したいと思ってる。
なぜか。
BreakingDownに人生のすべてを懸けている奴らが山ほどいるから。
だから、おれも朝倉未来も、相応の覚悟を持って彼らの人生に向き合っている。逃げるつもりはない。
おまえと違って、おれたちがどれだけのものを
背負ってると思ってんの。何が「親愛なる溝口へ」だよ。こっちが落ちている時だけいつもしゃしゃり出てきて、上から語るおまえみたいなやつは本当に苦手だわ。
こんな投稿をして火に油を注ぐのは分かっています。谷本に共感が殺到するんだろうな。でももうおまえは一生おれに絡んでくんなよ。
応援してくれる視聴者やファンの皆様、しばらくは竜やその家族と必ず向き合います。もちろんBreakingDownとも向き合います。江口とも話します。なので、ご意見があればおれにすべて向けてください。



