楽天野村克也名誉監督(75)が7日、都内で自らプロデュースし、この日発売された健康茶「ノムチャーガ」(大藤)の記者会見を行った。北海道の山岳地帯の一部の白樺の立木にしか寄生せず、幻のキノコと異名を取るカバノアナタケをせんじたお茶で、野村氏は知人の勧めで8年前から愛飲。楽天監督当時は、試合後のボヤキ会見で、常に手にしていたペットボトルの中に入れていたという。

 「僕はキャッチャー出身だから、何でも疑う。でも飲めば分かる」とPR。飲み始めてから3カ月の健康診断では、要チェック項目がすべてなくなったという。

 同席した沙知代夫人(78)は「私はお茶づくりババアですよ(笑い)。監督当時は1日にペットボトル12本分をつくって、遠征とかに持たせていました。飲んでも1週間では結果は出ません。続けることが大切」と話した。健康で仕事が数多く舞い込んでくるが、すべて沙知代夫人がスケジュールを管理しており、野村氏は「休みがほとんどないんですよ。今年は2日かな」とぼやいた。即座に沙知代夫人が「呼ばれるうちが花なんだから」と突っ込むと、野村氏は苦笑いしながらうなずいていた。

 会見は、浮気話にまで脱線。野村氏は「いい線まで行くのですが、『ばれた時にサッチーが怖い。殺されちゃう』って逃げていっちゃうんですよ」と真顔で話したが、沙知代夫人は「60歳過ぎたら、夫婦は愛じゃなくて、きずなよ」と、夫婦円満ぶりアピールしていた。

 [2010年9月7日18時32分]ソーシャルブックマーク