今春、宝塚歌劇団へ入団したソフトバンクの笘篠誠治1軍外野守備走塁コーチの長女、姫歌ひな乃ら99期生37人が11日、兵庫・宝塚歌劇団のけいこ場で、ラインダンスを披露した。

 初舞台は、19日に宝塚大劇場で開幕(5月27日まで)する雪組公演「ベルサイユのばら-フェルゼン編-」。フィナーレ直前に、37人によるラインダンスがある。この日は、全員黒のレオタード姿。首席の美園さくらは「1カ月間、同期一体となってきて、やっとひとつになれた気がします」と笑顔を見せた。

 また、公演の脚本・演出を担当する植田紳爾氏は「断頭台の場面から(ラインダンスを経て)フィナーレへ一瞬にして変わる。宝塚にしかできない醍醐味(だいごみ)を経験して、この37人からスターが生まれるのを楽しみにしている」と話した。