歌手小林幸子(60)が中越地震から10年を迎えた23日、新潟県長岡市山古志地区(旧山古志村)で行われた復興イベントに参加した。

 新曲「越後に眠る」やヒット曲「おもいで酒」「とまり木」「越後絶唱」など全7曲を熱唱。「今日という日は特別な日。この日を決して忘れないでいたいです。私の歌に『雪椿』という歌がありますが、雪椿は新潟県の県木で、雪の中でもずっと咲き続けています。避難所で歌わせていただいた時に、皆さんがこの歌を聞いて泣かれたんですよね。それがついこの間のような気がします。ですから、これからも歌の力で皆さんを励ましたい」と激励した。