保護責任者遺棄罪などで懲役2年6月の判決を受け控訴した俳優押尾学被告(32)が、高級外国車の分割購入代金の未払いで、名古屋市の信販会社から提訴されたことが15日、分かった。車の引き渡しと約630万円の支払いを求められているが、同被告の弁護団はこの日の第1回口頭弁論で請求内容を争わなかったとみられ、次回期日の29日に判決の予定。

 訴状によると押尾被告は、2008年に信販会社と、メルセデス・ベンツのステーションワゴン(約950万円)の立て替え払いや連帯保証を依頼する契約を結んだ。毎月約15万円を返済することになっていたが、東京拘置所に拘置中の2月以降未払いが続き、督促にも応じていないという。

 [2010年10月16日8時7分

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