マンスリーマカオ
日本最大の旅の祭典「ツーリズムEXPO」に出展
「ツーリズムEXPOジャパン」は、毎年秋に開催されている日本最大の旅の祭典。今年も、マカオ観光局が出展。トークショーやクイズを行なうほか、ポップアップショップでマカオの味覚を紹介する予定だ。
◆会場…東京ビッグサイト
◆期間…9月23日(土)~24日(日)
◆観賞料…当日券1300円、前売券1100円
トレー手に走る!トレー・レースに200人超が参加
- ワールド・ツーリズム・デー恒例のトレー・レース
9月27日はワールド・ツーリズム・デー(世界観光の日)。これは、社会的、文化的、政治的、経済的な観点から観光の重要性を啓発するべく、国連世界観光機関が1979年に制定したもの。この日、マカオでは、トレー・レースを開催。聖ポール天主堂跡からセナド広場まで、トレーを持った参加者が走り、速さを競うというユニークなこの競技。ホテルやレストランから200人以上ものスタッフが参加して大いに盛り上がる。
◆日時…9月27日(水)
日本で楽しむマカオの味 期間限定「マカオフェア」
- マカオ風甘旨ローストチキンサンド
- マカオ風甘旨カレー味ポテト
- マカオ風クリスピーポークサンド
日本でマカオの味を楽しみたい。そんな人たちにとっては待望のイベントが実施される。全国の「ファーストキッチン」および「ファーストキッチン・ウェンディーズ」で展開される「美食の都 マカオフェア」だ。9月30日(土)から10月31日(火)までの期間限定で、マカオ風メニュー3品を、全店舗・期間限定で販売する。
メニューは、「マカオ風甘旨ローストチキンサンド(450円)」、「マカオ風甘旨カレー味ポテトMサイズ(330円)」、そして9月22日(金)から発売される「マカオ風クリスピーポークサンド(490円)」の3つ。商品開発チームが現地を視察し開発したという“日本でしか食べられないマカオの味”が楽しみだ。
これまで、なかなか日本では知られることのなかった、マカオの食。これを機会に、大航海時代にさかのぼるユニークな文化が多くの人に伝わることだろう。
マカオ直行便の往復航空券が当たるチャンスも!
なお、期間中、マカオ直行便往復航空券が当たる抽選も実施予定。購入したレシート2000円分を集めて応募した人に、チャンスが訪れる。詳しくはファーストキッチンのウェブサイト(http://www.first-kitchen.co.jp)にて。
【世界遺産】夜景がロマンチックな西洋式の劇場
- 19世紀マカオ社交界の拠点ドン・ペドロ5世劇場
19世紀、演劇や音楽は上流階級の社交に欠かせないものだった。ここマカオにも、社交の拠点となる建物が建てられた。当時のポルトガル王の名を冠したアジア初の西洋式劇場、「ドン・ペドロ5世劇場」だ。当初は男性専用社交場として機能していたが、その後、一般の劇場に。演劇や音楽コンサートなどが上演されるなど、長くマカオのエンターテインメントの場として利用されている。館内は見学も可能。オペラを公演する円形劇場やダンスを楽しむ舞踏室に、当時の華麗な上流階級の暮らしを垣間見ることができるだろう。
目を引くのは、南欧風の淡いペパーミントグリーンの外壁と、白亜の円柱。一瞬、中世の南欧に迷い込んだかのような錯覚さえ覚えてしまう。大きな木が茂る前庭と正面もフォトジェニックで、絶好の写真撮影スポットとなっている。日没後は建物がライトアップ。石畳の通りと美しく重なる夜景もロマンチックだ。
【芹沢コラム】かわり種も登場!月餅楽しむ9月
- 9月はさまざまな月餅が楽しめる
9月にマカオを旅すると、帰りのスーツケースはいただいた月餅でいっぱいになる。なぜなら、マカオや香港、中国には、旧暦8月15日の中秋節が近づくと、親戚や友人、取引先などに月餅を贈る習慣があるからだ。この時期、スーパーや菓子店、中国料理店、ホテルには月餅がずらり。お菓子メーカーにとっては一大商戦でテレビCMや広告も盛んだ。
街中を走る公共バスの車体にも、月餅を手にしてにっこりと笑う有名タレントの広告が登場する。月餅の味は地域によりさまざまで、マカオでは、小豆あんやハスの実あん、ナツメあんが主流。あんの中に塩漬けアヒルの卵の黄身が入っているタイプも人気だ。一方、ハーゲンダッツのアイス月餅やゴディバのチョコレート月餅、スターバックスのケーキ風月餅など、外資系のチェーン店もかわり種で勝負をしかける。その味もさることながら、熱い月餅商戦を見るのも、なかなか楽しい。