将棋の第16回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント1回戦、藤井聡太竜王(王位・叡王・王将・棋聖=20)対阿久津主税(ちから)八段(40)戦が15日、名古屋市「名古屋国際会議場」で始まった。2年ぶり4度目の優勝を目指す藤井の戦いが、地元・名古屋で始まった。

藤井はタイトル保持者(5冠)により1次、2次予選は免除となり、本戦シード棋士として登場した。振り駒の結果、藤井が先手に決まった。午前10時、お互いに深々と一礼し、対局を始めた。藤井は2六歩と飛車先を突いた。阿久津は3四歩と角道を開けた。戦型は横歩取りに決まった。

両者の対戦成績は藤井の3戦3勝。勝者は同日午後2時から準々決勝で永瀬拓矢王座(30)対増田康宏六段(25)の勝者と戦う。

同棋戦は持ち時間各40分の早指し戦。棋士と女流棋士、アマチュアが参加し、1次予選、2次予選、本戦とすべてトーナメントで優勝を争う。持ち時間を使い切ると1手1分未満の早指し戦となる。本戦を戦うのはシード8人を加えた16人。決勝は2月に行われる。優勝賞金750万円。