国際弁護士の八代英輝氏が7日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。学歴詐称疑惑に揺れる静岡・伊東市の田久保真紀市長に同日、市議会で辞職勧告決議案を出され可決された件について解説した。
八代氏は「市政を混乱させ、停滞させているのが一番罪深い」と指摘。さらに「議会も、敬意をもって、いきなり不信任という形ではなく、まず辞職勧告決議案で、まずご自身で、ご自身の身の処し方をお考えください、という手段を取った」と話した。
八代弁護士は学歴詐称について、「除籍になっていた、ということは卒業してない。卒業したか、卒業してないかということは、そんなに記憶の中で間違える事実ではない」とした。さらに、「もう1つの問題になっているのは、議長と副議長に卒業証書とおぼしきものを示した。この部分が、より問題なのかな、と感じます」と語った。2人に対して田久保市長は、卒業証書らしきものを“チラ見せ”したとされている。「これがもし、卒業証書と称するものを見せたことになったら、有印私文書偽造同行使という重い罪(3カ月以上5年以下の拘禁刑、拘禁刑以上となれば失職)に当たる可能性がある」と司法の立場から、この点を重要視していた。
田久保市長は今年5月の市長選で現職候補を破って当選。その後、市の広報などに「東洋大学卒」と書かれた学歴について、「ウソの記載があった」とする投書があったことから騒動化。今月2日の会見では「卒業ではなく除籍」と明らかにした。

