元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(56)が21日、カンテレの情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜午後1時50分)に出演。自公維連立政権プランをぶち上げた。
石破茂首相はこの日、自民党本部で記者会見し、続投の意思を示した。
番組では今後の政局について「野党の団結による政権交代」「与野党での連立模索」「自民党、公明党が少数与党として政策ごとに野党と協力」「石破降ろし」の4パターンを想定。橋下氏は少数与党が政党ごとに野党と協力するパターンを有力視した。
橋下氏は「2大政党制になるべき」と理想を掲げつつ、「維新が連立組んだらいい」と仰天プランを提案。大阪府の吉村洋文知事が「あと2年で知事も政治家も辞めるって決めてる」と切り出し、「衆議院の数を増やすとか考えずにいっぺん連立に入って。前代未聞ですよ。知事が大臣になる。兼職で総務大臣になれる。吉村さんは『大阪を副首都にする』って掲げてるから、中に入って、『その方案をやってくれるんだったら、自公に全部賛成しますよ』っていうことを打ち出して、あと2年間、思う存分、国政でやってもらいたい。維新このまま行ったって退潮傾向だから」とぶち上げた。
維新を立ち上げた人物のまさかの発言に、ハイヒールリンゴは「好きなこと言いますね、辞めたら」とあぜん。ジャーナリストの鈴木哲夫氏も「影響力ものすごく大きいと思いますよ。テレビで言って大丈夫ですか」と心配したが、橋下氏は「好き勝手に夢物語」と苦笑しながら、「衆議院の数を地道に増やしたって得るもの何かありますか?」と意に介さず。
番組MCの青木源太アナウンサーから「そこで自民にすり寄ったら、維新に期待していた人が離れるリスクはないですか?」と疑問を呈されても、「そのころ吉村さん辞めるじゃないですか。衆議院の任期ってあと3年あるんですよ? 吉村さんはあと2年で辞めるんだから、維新の衆議院の人気なんか下がろうが関係ない。副首都構想の法律を通す」ときっぱり。元も子もない発言にリンゴから「なんや、この人。飲みの席ちゃいますよ」とあきれられた。
それでも、橋下氏は「政治って政策を実行することが第一だから、議員の数を増やすことじゃない。吉村さんは社会保障の保険料を下げるっていうことと、副首都構想を言ったんだったら実行したらいい。中に入って総務大臣をやりゃいいんですよ」と話し、「副首都構想の話は現実に知事をやっている吉村さん以外は誰もできない。官僚を動かして法律を作るってことになったら吉村さんしかいない。大阪維新のメンバーも引っ付いて自公維で」と熱弁をふるった。
青木アナから、維新を信じた人への背信行為にならないかと聞かれても、「大阪を副首都にするってことでどうですか? 大阪の人たちは。『それだったらやってくれ』ってなりませんか? 僕はそういう感じ」と真顔で返答。自身の“独自取材”として、「自民党の中枢メンバーの複数人が『維新が入ってくるんだったらウエルカム』と言っている」と暴露。「副首都構想を本気でやるんだったら良いよと言ってくれている」とし、「維新に限らず、政策実行が政治家の使命。ちゃんと説明して、大阪が副首都になるって夢があるじゃないですか。米国のニューヨークとワシントンのような関係。ニューヨークみたいな都市になりましょうよ。何か東京に仮に災害があった場合、大阪がちゃんと担うというのも国のためにもなる。吉村さんに説明して、やってもらいたいなー」と期待していた。

