将棋の第19回朝日杯本戦トーナメント準々決勝、伊藤匠2冠(叡王・王座=23)対青嶋未来七段(30)戦が17日午後2時から名古屋市「ポートメッセなごや」で行われた。持ち時間各40分で使い切ると1手60秒未満の早指しによる公開対局は、先手の青嶋が三間飛車穴熊を採用。後手の伊藤が攻めをつなげて120手で攻略した。
午前10時からの1回戦で羽生善治九段を下したのに続き、連勝で初めてのベスト4に一番乗りした。「相穴熊の囲いが完成する前に戦端が開かれた。かなり怖い形ですけど、正確に対応できれば楽しみもあると思っていた」と終局後に振り返った。
タイトル保持者のため、予選シードで初めて本戦スタートとなり、ベスト4入りした。「これまで早指し戦で上位に行けたことはなかった。今日の2局はどちらも難しい将棋でしたけど、比較的うまく指すことができた」と語った
準決勝と決勝は2月11日、大阪府高槻市「高槻城公園芸術文化劇場南館」で行われる。「高槻でもしっかり準備してよい将棋が指せればと思います」とファンの前で誓った。
18日に「ポートメッセなごや」で行われる公開対局には藤井聡太6冠(竜王・名人・王位・棋聖・棋王・王将=26)が登場。午前10時からの1回戦で菅井竜也八段と対戦する。同じく1回戦で斎藤慎太郎八段対佐々木勇気八段戦が組まれており、勝者同士が午後からの準々決勝でぶつかる。

