ピーヒュレク騎手が憧れの東京で初騎乗初Ｖ　今週はビザンチンドリームとのコンビできさらぎ賞 - 安藤裕のハッピー（馬）ダイアリー

こんにちは。今週は、ピーヒュレク騎手と騎乗予定のビザンチンドリームについてお話をしたいと思います。

: 金閣寺を前に記念撮影するピーヒュレク騎手

ピーヒュレク騎手は、先週憧れの東京競馬場で初騎乗し、見事ホウオウベルクソンと初勝利を飾りました。彼にとって喜びもひとしおで、レース後の感慨深い表情が印象的でした。2014年と2015年にジャパンカップに挑戦した際、アシスタントトレーナーという立場で毎日ダートコースで調教に騎乗していたため、思い出のコースだそうです。日曜日のすべての騎乗が終わった後、彼から「大国魂神社へお礼参りに行きたい」と言われ、事情を聴くと、ジャパンカップで来日した時に参拝に訪れていたとのことで、まるで日本人のようだと2人で話しました。（笑い）

: 京都観光を楽しむピーヒュレク騎手

さて、今週はきさらぎ賞にビザンチンドリームと参戦予定です。新馬戦はムルザバエフ騎手とのコンビで圧巻の内容で勝利し、その走りをムルザバエフ騎手は絶賛していました。新馬戦でいろいろ教育出来たとレース後に話をしていたので、どれほど進化しているのか、先週栗東トレセンへ追い切りに騎乗し確認させてもらいました。

ピーヒュレク騎手にとっては初コンタクトだったので、どういう印象を持つか私自身楽しみでした。一番の成長は、前走より反応がよくなっていた点が進化していると感じましたが、直線で先頭に立つと遊んだりしていたので、まだ気性的には幼い部分がありそうです。その点を事前に調教で確認出来たことは非常に良かったと思います。ビザンチンドリームが今年の牡馬クラシックをにぎわす存在になるか、試金石の一戦となりそうなので私も楽しみにしています。