<1>パウオレ(中山11RながつきS・15時45分発走)

7月16日、会津Sを制したパウオレ
7月16日、会津Sを制したパウオレ

過去3年のながつきSでは、4歳牝馬が1、3、2着と毎年、馬券に絡んでいる。今年は2頭出走する4歳牝馬のうち、7月の会津Sを勝利し、3連勝中のパウオレを推す。

今回がオープン昇級初戦になるが、中山ダートは3戦3勝の舞台巧者。間隔が空いても力を出せるタイプで、昨年も7月福島(3着)から9月中山のローテで勝利している。力は出せる態勢で首位争いに期待だ。


<2>ニシノレヴナント(中山10R九十九里特別・15時10分発走)

2日、赤倉特別4着のニシノレヴナント
2日、赤倉特別4着のニシノレヴナント

過去3年の九十九里特別では20、21年と3歳馬が勝利。昨年は唯一の3歳馬が2着に好走した。馬券の中心にしたい世代だ。今年出走する3歳馬2頭からニシノレヴナントを狙う。

このレースは芝2500メートルということもあり、過去3年の1~3着馬はすべて前走距離が芝2000メートル以上。レヴナントも前走・赤倉特別(芝2000メートル)で4着に好走している。父ネロは短距離で活躍したが、自身は芝2400メートルで2勝を挙げるステイヤータイプ。前走からの距離延長は好材料で、前進必至とみる。


<3>テーオーレガシー(阪神12R・16時10分発走)

6月10日、3歳未勝利を勝ち上がったテーオーレガシー
6月10日、3歳未勝利を勝ち上がったテーオーレガシー

今開催の阪神競馬で、3歳上2勝クラスのダート戦は4鞍行われた。勝ち馬4頭の前走着順はすべて6着以下と、大敗からの巻き返しが目立つ。ただし、4頭中3頭は前走で3番人気以内に支持されていた。前走で人気を集めながら6着以下に敗れた馬が狙い目だ。

テーオーレガシーは前走の天草特別で3番人気8着。好位戦で失速したが、2、2、1、1着だった5~2走前のように逃げもしくは2番手で運べれば、一変できる力の持ち主だ。定量戦の特別レースから平場に替わり、今回は3キロ減騎手を起用。積極的に運んで巻き返す。


【先週土曜の結果】

<1>レッドプロフェシー

中山9R松戸特別 1着(1番人気)

<2>セントメモリーズ

阪神9RききょうS 2着(3番人気)

<3>ヤマイチエスポ

阪神7R 4着(7番人気)

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