☆ロードアクア(土曜阪神8R・阪神スプリングJ2着)

前半から絡まれる厳しい展開だった。しばらくミッキーメテオにプレッシャーをかけられ、途中からはニシノデイジー、さらに2頭を振りきった最終3コーナー付近からは、マイネルレオーネに突かれる形。気分良く逃げられたわけではなく、息が入らない場面もあった。直線でジェミニキングに差されたのはやむを得ない。それでも3着ニシノデイジーには5馬身差をつけており、勝ちに等しい内容だった。まだ7歳馬。今後、大きく飛躍する可能性を秘めている。


☆ブライトジュエリー(土曜中京5R・3歳未勝利1着)

経験馬相手に豪快な差し切りを決めた。最初からしまいを生かす競馬で、前半は後方4、5番手。4コーナーでうまく内をさばいて直線は外へ。追い出すと内にもたれながら一気に前を捉えた。先頭に立ってからフワッとする面を見せるなど若さはあるが、ゴールでは2着ガットネロを4馬身突き放した。勝ち時計の2分1秒3は、同日の4歳以上2勝クラス(恋路ケ浜特別)と0秒3差。上がり34秒6も優秀だ。よほど心肺機能が優れているのだろう。余力十分の走りで昇級しても即通用しそう。


☆ユキノファラオ(土曜中山10R・アクアマリンS5着)

大外16番枠からポジションを取りにいって、最後までしぶとく脚を使った。逃げたメイショウゲンセンの前半600メートルは33秒0。このペースを馬群の外を通って6、7番手。かなりきつい競馬となったが、最後も外から交わされながら掲示板を確保。暖かくなってようやく本来の調子を取り戻した感じだ。勝ったレディバランタインは最後方から大外を回って差し切っており、結果論だがもう少しじっくり乗っても良かったかもしれない。距離はマイルまでOK。次は馬券圏内に絡んでくる。