凱旋門賞の行方も気になりますが、本番まで1カ月を切った米国のブリーダーズカップに向けての動きも慌ただしくなってきました。

日本から出走を予定している馬を整理しておきたいと思います。

米国競馬の祭典、第41回ブリーダーズカップ・ワールドチャンピオンシップ(以下BC)は11月1日(金)、2日(土)の両日、カリフォルニア州のデルマー競馬場で開催されます。前回21年のデルマー開催ではラヴズオンリーユーが“フィリーアンドメアターフ”に優勝、マルシュロレーヌが“ディスタフ”を制すなど日本馬の活躍が目立ちました。

今年は日本から以下の19頭が遠征予定(10月3日現在)。毎日王冠に出走するローシャムパーク(ターフが目標)、日本テレビ盃に勝ったウィリアムバローズ(同クラシック)も遠征に前向きが伝えられています。

これだけたくさんの馬がまとまって海外遠征するのは昨年のドバイワールド開催の26頭に次ぐ規模になっています。

<1日目>

2日間開催の初日の1日は、2歳馬による“フューチャーズスターズフライデー”。日本馬は7頭が参戦を予定しています。このうち森秀行厩舎の米国産馬が5頭を占めています。日本の2歳馬の最高着順は19年のジュベナイルに挑んだフルフラットの5着。ジュベナイルを除く3競走は日本馬初参戦となります。

【ジュベナイルターフスプリント】(芝1000メートル)

エコロジーク(米国産、牡2、父トワイリングキャンディ、栗東・森秀行厩舎)

【ジュベナイルフィリーズ】(ダート1700メートル)

アメリカンビキニ(日本産、牝2、父アメリカンファラオ、栗東・斉藤崇史厩舎)

オトメナシャチョウ(米国産、牝2、父スパイツタウン、栗東・森秀行厩舎)

【ジュベナイルターフ】(芝1600メートル)

サトノカルナバル(日本産、牡2、父キタサンブラック、栗東・堀宣行厩舎)

【ジュベナイル】(ダート1700メートル)

エコロアゼル(米国産、牡2、父シャンスロット、栗東・森秀行厩舎)

シンビリーブ(米国産、牡2、父コンスティチューション、栗東・森秀行厩舎)

シンフォーエバー(米国産、牡2、父コンプレキシティ、栗東・森秀行厩舎)


<2日目>

土曜日の“チャンピオンシップサタデー”は、フィリー&メアスプリント(米G1、3歳上牝馬限定、ダート1400メートル)、ターフスプリント(米G1、3歳上、芝1000メートル)、ダートマイル(米G1、3歳上、ダート1600メートル)、フィリー&メアターフ(米G1、3歳上牝馬限定、芝2200メートル)、スプリント(米G1、3歳上、ダート1200メートル)、マイル(米G1、3歳上、芝1600メートル)、ディスタフ(米G1、3歳上牝馬限定、ダート1800メートル)、ターフ(米G1、3歳上、芝2400メートル)、クラシック(米G1、3歳上、ダート2000メートル)の9つのG1競走が行われます。レースの順番は、まだ決まっていませんが、最終レースはクラシックではなく、スプリントになる模様です。

日本馬は7つのレースに出走予定。馬券が発売されるとなればクラシック、ターフ、マイル、それにフィリーアンドメアターフが対象レースになりそうです。

【ダートマイル】ダート1600メートル

テーオーサンドニ(牡5、父キタサンブラック、栗東・高柳大輔厩)

【フィリー&メアターフ】芝2200メートル

アリスヴェリテ(牝4、父キズナ、美浦・中竹和也厩舎)

【スプリント】(ダート1200メートル)

ドンフランキー(牡5、父ダイワメジャー、栗東・斉藤崇史厩舎)

メタマックス(牡4、父イントゥミスチーフ、栗東・森秀行厩舎)

リメイク(牡5、父ラニ、栗東・新谷功一厩舎)

【マイル】芝1600メートル

ジオグリフ(牡5、父ドレフォン、美浦・木村哲也厩舎)

テンハッピーローズ(牝6、父エピファネイア、栗東・高柳大輔厩舎)

【ディスタフ】(ダート1800メートル)

オーサムリザルト(牝4、父ジャスティファイ、栗東・池江泰寿厩舎)

【ターフ】(芝2400メートル)

シャフリヤール(牡6、父ディープインパクト、栗東・藤原英昭厩舎)

ローシャムパーク(牡5、父ハービンジャー、美浦・田中博康厩舎)

【クラシック】ダート2000メートル

ウシュバテソーロ(牡7、父オルフェーヴル、美浦・高木登厩舎)

デルマソトガケ(牡4、父マインドユアビスケッツ、栗東・音無秀孝厩舎)

フォーエバーヤング(牡3、父リアルスティール、栗東・矢作芳人厩舎)

(ターフライター奥野庸介)

※競走成績などは2024年10月3日現在