新人女性ジョッキーの今村聖奈騎手(18=寺島)が30日、新潟の年間リーディングに輝いた。女性騎手では19年藤田菜七子騎手以来、新人女性騎手ではJRA史上初の快挙となった。

3月のデビューから新潟開催時は主場として騎乗し、19勝を挙げた。勝ち星で戸崎騎手と並んだが、2着回数で1回上回った(12回と11回)。29日に2勝を挙げ、最終日のこの日は未勝利だったが8Rの2着が結果的には大きかった。

開催を終え「5月の新潟開催の初週に2勝したことがいい弾みとなって、関東馬やたくさんのいい馬に騎乗させてもらうことができたからこその結果だと思います。新潟での結果が、その後の小倉でたくさん騎乗させてもらうことにつながりました。たくさんの方々の協力が現在の結果につながっていると思います。もっと結果を残さないといけない場面で、自分の判断力のなさ、分析力のなさで馬に迷惑をかけてしまったことを少しでも減らしていきたいです。(今年は)あと2カ月ありますので、これまで通り感謝の気持ちを忘れずに頑張りたいと思います」とコメントした。