3月から調教師に転身する福永祐一騎手(46)が19日、東京競馬場で国内最後の騎乗に臨んだ。
3R(3歳1勝クラス)から最終12R(大島特別=4歳上2勝クラス)までのうち7鞍に騎乗し、1勝、2着1回。11RのG1フェブラリーSにはオーヴェルニュで挑み12着、現役ラストの12Rは5着だった。
【福永祐一ヒストリア】国内ラスト騎乗! 秘蔵写真とコメントで振り返る27年の騎手生活
セレモニー
東京12R:大島特別(4歳上2勝クラス)=5着
3番人気ゲンパチプライド(牡4)に騎乗。中団から直線で外を追い上げるも、先に抜け出したテイエムアトム(牡5)に敗れた。
東京11R:G1フェブラリーS(4歳上オープン)=12着
10番人気オーヴェルニュ(牡7)に騎乗。中団やや後ろから直線で最内を突いたが、伸び切れなかった。1着はレモンポップ(牡5)
東京10R:アメジストS(4歳上3勝クラス)=9着
5番人気カランドゥーラ(牡5)に騎乗。中団やや後ろに構え、前残りの展開に泣いた。1着はスパイダーゴール(牡4)。
東京9R:ヒヤシンスS(3歳オープン)=1着
1番人気ペリエール(牡)に騎乗。中団の前めから運び、直線は前団4頭のたたき合いとなった。ゴール手前から外を鋭く伸び、2着ゼットリアン(牡)に1馬身半差をつけ、この日の初勝利。
東京7R:4歳上1勝クラス=4着
3番人気ルージュカルミア(牝4)に騎乗。中団追走から直線で外へ持ち出したが、伸びはひと息だった。1着はエスコバル(せん5)。
東京4R:3歳未勝利=9着
8番人気アドマイヤサジー(牝)に騎乗。後方に待機して直線で巻き返しを図るも及ばなかった。1着はウィステリアリヴァ(牡)。
東京3R:3歳1勝クラス=2着
2番人気ミラクルティアラ(牝)に騎乗。道中は好位を進み、中団から進出した武豊騎手のスマートフォルス(牡)と4コーナーから馬体を併せて一騎打ちとなったが、ゴール手前で力尽き2馬身半差で敗れた。