新馬戦で皐月賞馬ソールオリエンスに首差2着のレーベンスティール(牡、田中博、父リアルスティール)が、2着に5馬身差をつけ2勝目を挙げた。勝ち時計は1分47秒4。

好スタートを決めると主張する他馬に先手を譲り、道中は好位の内。逃げ馬を見ながら抜群の手応えで折り合うと、直線では残り400メートルを残しながら馬なりであっさりと先頭へ。ステッキ2発で抜群の瞬発力を見せ、後続を寄せ付けなかった。

鞍上のレーン騎手は「スタートしてから一瞬掛かったけど、すぐに折り合ってくれた。リズムも手応えもよくて、直線はスペースが空いてからいい瞬発力を見せてくれた。ポテンシャルはあるし、いい馬でした」と高く評価した。

田中博師は「期待していますが、まだ体の弱さがあって加減しながらの調整です。それでもこれだけのパフォーマンスを見せてくれますし、本格化したらなかなか面白いと思います」と期待を込めた。