3番人気ホウオウエミーズ(牝6、池上)が11度目の挑戦でJRA重賞初制覇を果たした。

開業9年目の池上昌和調教師(49)も、のべ49頭目の出走で同初制覇。道中は後方。3、4角で外から進出すると直線早めに抜け出し、最後はダンディズムとの競り合いを鼻差しのいだ。勝ち時計は2分0秒9。約4年ぶりにコンビを組んだ田辺騎手は「使うごとに力をつけたようで、重賞を勝つ馬になるとは。福島まで乗りに来てよかったです」と地元福島での当レース初勝利を喜んだ。

涙の1勝だ。池上師は来場した父昌弘元調教師、母とともに記念撮影。父のもとでスタッフとして修業した成果を示し「この世界に入ることを反対していましたが、最後は背中を押してくれて、助手時代はなかなか助けられなかったので…。でもその時があったから今がありますし、両親には本当に感謝しかないです」と感無量だった。

◆ホウオウエミーズ ▽父 ロードカナロア▽母 エミーズスマイル(アグネスタキオン)▽牝6▽馬主 小笹芳央▽調教師 池上昌和(美浦)▽生産者 社台ファーム(北海道千歳市)▽戦績 29戦6勝▽総収得賞金 1億7869万3000円▽馬名の由来 冠名+母名の一部。