キーファーズの松島正昭代表がアイルランドのG1馬アルリファー(牡4、J・オブライエン、父ウートンバセット)を共同所有することがわかった。8日、サラブレッドデイリーニュース電子版が伝えている。同馬は11日にドイツで行われるG1ベルリン大賞(芝2400メートル、ホッペガルデン、7頭立て)に出走予定となっている。

アルリファーはアイルランドの天才調教師エイダン・オブライエンの長男、ジョセフ・オブライエン調教師(31)が管理し、これまでの通算成績は8戦2勝。2歳時にデビュー3戦目のヴィンセントオブライエン・ナショナルS(芝1400メートル)でG1初制覇を果たしている。3歳シーズンは愛インターナショナルS(G3)、ギヨームドルナノ賞(G2)の2戦のみ(ともに2着)で終わっているが、今年は4月のガネー賞で始動(4着)し、6月に米国のマンハッタンSで6着。前走はエクリプスSで英ダービー馬シティオブトロイの1馬身差2着に好走しており、ベルリン大賞では好勝負が見込まれている。

騎手時代には英愛のクラシックや米国、ドバイなど海外の大レースを制し、調教師としても愛ダービー、プリンスオブウェールズSやメルボルンC、BC競走などを勝っているジョセフ・オブライエン調教師は「サンダウン競馬場(エクリプスS2着)の走りはファンタスティックでした。凱旋門賞は秋の最大目標です。今週末のドイツでいい走りができれば最高です。(これまでに走った最長距離は2100メートルだが)2400メートルを走ることは考えていました。母馬がアスコットゴールドカップで2着になった馬の妹なので、スタミナのある母系ですし、(母の父)ガリレオの血が出ています。10ハロンでいい走りをしましたが、12ハロン(2400メートル)で最高の走りが見せられると期待しています」とコメントしている。

キーファーズの松島正昭代表はドウデュース(牡5、友道)の秋国内専念を発表済み。新たにアルリファーを共同所有し、同馬が凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月6日=パリロンシャン)に出走するとなれば、期待されるのは同オーナーの主戦、武豊騎手(55)の凱旋門賞騎乗だ。日本の競馬ファンにとっても楽しみな秋がやってくるかもしれない。