JRAから兵庫競馬に復帰した小牧太騎手(56=中塚)が14日、再デビュー初日の初騎乗となった園田2R蒼天翔けるスプリント(ダート1230メートル)をエイシンジェット(牝4、渡瀬寛)で勝利。圧倒的1番人気に応え、大きな拍手を浴びた。
スタートを決めると道中は2番手を追走。かつて慣れ親しんだコースを楽しむかのように追走すると、直線は力強く追って抜け出した。
レジェンドの復帰を心待ちにしていた園田のファンは、ゴール前から温かい拍手で“おかえり”コール。小牧騎手は「最後に馬がソラを使ったので、お客さんの声は聞こえなかったけど、馬が頑張ってくれました。1230メートルは初めて乗ったけど、1400メートルと変わらないですね」と笑顔を見せた。ウイナーズサークルでのインタビューには何重にも人の輪ができ、祝福の声が飛んだ。「暑い中ですが、また園田競馬場に足を運んでください」と応えた。
同騎手は兵庫競馬で通算10度のリーディングに輝き、04年にJRA移籍。G1・2勝を含むJRA911勝を挙げた。今春にNAR(地方競馬全国協会)への復帰を目指すことを表明し、7月に騎手免許試験をパスした。
JRA所属として最後の騎乗だった7月21日小倉12Rで劇的な勝利を飾り、兵庫復帰初戦も勝利。中央と地方をまたいで連勝となった。

