春の古馬マイル女王決定戦、ヴィクトリアM(G1、芝1600メートル、17日=東京)の1週前追い切りが7日、東西トレセンで行われた。昨年の2冠牝馬で阪神牝馬Sの覇者エンブロイダリー(牝4、森一)がスピード感満点の動きを見せた。

美浦ウッドでダノンクラウディア(3歳未勝利)を2馬身半追走。加速力の違いで、直線では馬なりのまま楽々と抜き去って4馬身先着した。5ハロン65秒9。時計が出やすい馬場とはいえ、ラスト2ハロンは11秒1-11秒1とかなり速いラップを刻んだ。森一師は「3、4角で抜け出す脚がすごかった。しっかり動けていた。1週前としてはよかった」と高く評価した。

東京替わりとなるが、3歳時に同じマイル戦のクイーンCで2馬身半差と完勝した。師は「クイーンCが強い競馬でしたので、前に行っても後ろに行っても能力を出せるコースだと思います」と手応え十分だ。【久野朗】