角田大和騎手(22=角田)が、弟の大河騎手(享年21)の急死が公表されてから初めて勝利を挙げた。

単勝18・1倍で5番人気のカレンワッツアップ(牡、小林)で好位からたたき合いを首差で制した。ファンの大きな声援に応えて何度もガッツポーズを見せた。勝ち時計は2分1秒0(良)。今年の9勝目となった。

「終始ズブくて、2コーナーからムチを入れながらでした。相手も楽に動ける感じではなかったですし、ラストは(2着馬の)坂井さんとの追い比べで勝つことを意識しました。レース後は大河の顔が浮かびましたね」

先週10日に弟の大河騎手の急死がJRAを通じて公表された。大和騎手は10、11日も予定通り中京で計8鞍に騎乗して、2着2回、3着1回と気を吐いていた。

11日のレース後には自身のインスタグラムのストーリーズで「突然のことで頭が追いつきませんでしたが、たくさんの友人、先輩、後輩の支えがあってすぐに立ち直ることができました 今は今しかないので、僕はいつも通り頂いた依頼を全うすることが今すべきことだと考えています(中略)引き続き弟の分も頑張りますので、応援よろしくお願いします」と思いをつづっていた。