日本のフォーエバーヤング(牡4、矢作)が香港の最強馬ロマンチックウォリアーに競り勝った。坂井瑠星騎手(27)と、人馬ともに待望の海外G1初制覇。矢作芳人調教師(63)との師弟タッグで、世界の頂点に立った。

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-おめでとうございます。最後の400メートル、ロマンチックな、ドラマチックな激戦でした。あのときの心境を教えてください

矢作師 馬を信じるしかなかった。これで逆転したら映画より素敵だな、と。

-フォーエバーヤングは米国でも素晴らしいパフォーマンスをしているが、あらためてロマンチックウォリアーと戦うのはどんな心境だったのか?

やはり、(ロマンチックウォリアーが)ダートを走るのか、まったくわからないので、ただ、他のメンバーとは力の差があると思ったので、彼(ロマンチックウォリアー)が走るか、走らないか、だけが怖かったです。

-最後差し返して、根性を見せてくれたが?

私が手掛けた馬の中でも最高の馬だと確信しました。

-世界中で勝っていますが、(23年パンサラッサに続き)サウジCを2回目、勝った心境は?

いや、あの…、2回目でもこれほど感激するんだな。自分でもビックリするくらい、うれしいです。

-今年のブリーダーズカップ(BC)はまたパープル(紫色)の帽子をかぶるのですか?

(帽子を触りながら)この帽子にしようかな、と。

-ということは、この後、BCクラシックを勝ちたいという野望があるのでしょうか?

もちろんですけど、まずはその前に、サウジC、ドバイワールドCのダブル(制覇)をした馬はいないので、それをなんとか成し遂げたいです。

-パンサラッサで勝ったときと比べて、レース前の心境の違いは?

パンサラッサのときはノープレッシャーだったので、楽しかったです。今回はロマンチックウォリアー以外には負けられないメンバーだったので、プレッシャーがきつかったです。パンサラッサは逃げないとダメという作戦が決められていましたが、フォーエバーヤングは自在性があるので、細かな打ち合わせはなかったです。

-来年もサウジCに来る馬はいるんですか?

オーナーがフォーエバーヤングをリタイア(引退)させなければ、フフフ。