凱旋門賞で史上最多6勝を挙げ、世界中で活躍してきたイタリア出身の名手、ランフランコ・デットーリ騎手(54)が破産申請を行ったと13日、レーシングポスト電子版が伝えた。
デットーリ騎手は「この6カ月間、私のアドバイザーはHMRC(英国の歳入関税庁)と協力し、財政状況の解決策を見つけようとしてきました。残念ですが、私は破産申請をします。この結果を悲しく、恥ずかしいと思っていて、みなさんには財政問題をしっかり管理した方がいいと助言したいと思います。破産は重大な決断で、これは長年にわたって、私に影響を与えるでしょう」と声明を発表。一方で、「この問題に終止符を打つことができ、ホッとしています。リセットし、騎手としてのキャリアに集中できる」と前向きな姿勢も見せている。英国では昨年12月、デットーリ騎手が過去に雇っていた顧問税理士に関連し、脱税の問題が浮上していた。
長年、英国を拠点に大レースで活躍してきたデットーリ騎手は23年に一度は現役引退を表明していたものの、それを撤回。同年末に米国へ拠点を移し、現役を続けている。ジャパンCで3勝を挙げ、「フランキー」の愛称で日本でもおなじみの名手。昨年12月には阪神JFでメイデイレディに騎乗するため久々に来日。12月7、8日の2日間で3勝を挙げている。

