アイルランドのクールモアは9日、種牡馬入りが決まった欧州の最強ステイヤー、キプリオス(牡8、父ガリレオ)の初年度種付け料を5000ユーロ(約90万円)と発表した。同馬はクールモアの障害競走(ナショナルハント)向け種牡馬として、同グループのザビーチ・スタッドで種牡馬になる。
キプリオスはアイルランドのエイダン・オブライエン調教師が管理し、モイグレアスタッドとクールモアが共有。22年には英ゴールドカップ、グッドウッドカップ、愛セントレジャー、カドラン賞でG1を4連勝し、カドラン賞では2着に20馬身の差をつけた。23年は脚部不安もあり、2戦未勝利に終わったものの、5歳になった24年は再び英ゴールドC、グッドウッドカップ、愛セントレジャー、カドラン賞でG1を4連勝。昨年のG3レヴモスSがラストランで、9連勝中のまま、現役を引退することになった。通算成績は21戦17勝2着2回(G1・8勝)。
クールモアの発表の中でザビーチ・スタッドの関係者は「史上最高のステイヤーの1頭」と期待を寄せ、エイダン・オブライエン調教師は「本当に特別な馬で調教できたことは光栄でした。どんな距離でも走れる驚異的な能力を持っていて、信じられない心肺機能の持ち主です」とたたえている。

