帝京優勝「士気も落ちた時期」乗り越えた/東東京

  • 関東第一対帝京 11回裏帝京1死一、二塁、新垣熙博は左越えサヨナラ打を放つ(撮影・鈴木正人)
  • 関東第一対帝京 9回裏帝京1死一、三塁、武藤はスクイズを決め雄たけびを上げる(撮影・鈴木正人)

<高校野球東東京大会:帝京3-2関東第一>◇8日◇決勝◇大田スタジアム

帝京が延長サヨナラ勝ちで優勝した。選手権とは異なるが、夏の東東京で優勝するのは11年以来9年ぶり。

1-2の9回、1死から加田拓哉外野手(3年)が四球を選び出塁。次打者の新垣照博捕手(3年)の初球にエンドランを仕掛け、左前打で一、三塁をつくった。さらに、次の武藤闘夢遊撃手(2年)の初球にスクイズ。三塁走者の加田が生還し、追い付いた。

決着は、延長11回。1死二塁から加田が申告敬遠で一、二塁とし、最後は新垣が左越えにサヨナラ二塁打を放った。

前田三夫監督(71)は「(11回、新垣は)いい当たりだったので、越えるとは思ってました。よく打ってくれました。甲子園がないということで選手が落胆し、士気も落ちた時期もありました。ただ、最後まで高校野球をやろうという話をしました。大会に入り、後半に入って手応えがありました。3年生は最後まで一生懸命、やってくれた。感謝です」と喜びを語った。

10日に、西東京大会で優勝した東海大菅生と東西東京決戦を行う。