中日和田一浩外野手(42)の実戦初出場が、12日の教育リーグ広島戦(ナゴヤ球場)に決まった。2連戦に指名打者で先発する。17日からのナゴヤドーム6連戦で1軍に合流する流れだ。通算2000安打まで15本に迫るベテランが、ようやく開幕までの道筋を定めた。

 10日はナゴヤ球場で遠征出発組に交じって全体メニューをこなした。谷繁兼任監督と並んでのフリー打撃では強いスイングで中堅から右方向に次々と快打を飛ばした。寒風を気にせず、外野ノックも。試合に向けては「全然打席に立っていないからね。まあ普通通りですよ。特別なことはないです」と笑顔で話した。

 昨年8月に死球で右手骨折。まさかの2000安打持ち越しとなったが、求める打撃の形を固めた状態で冬を越すことができた。全体練習合流はキャンプ第3クールから。コンディションに配慮し、無理なペースアップを控えてきた。

 今年の外野は新人の友永、井領に遊撃と兼務する遠藤も加わり、2軍には平田も控えるが、今のところポジション確定は大島だけという状態。千両役者の合流が待ち望まれている。【柏原誠】

 ◆和田の経過 昨年7月の月間MVP獲得直後、右手骨折でシーズン終了。回復は順調で年内には打撃練習を再開。恒例の佐賀自主トレも敢行した。キャンプは練習メニューを一任され、2月10日からの第3クールで全体練習合流。17日からの第4クールでシート打撃に参加した。シートノックもこなしているが、トップコンディションには至らず、慎重な調整に終始してきた。