傷だらけの竜を背番号7が救う。右手親指骨折で2軍調整していた中日森野将彦内野手(37)が、今日2日の西武戦(ナゴヤドーム)から1軍復帰する。真っ黒に日焼けしたベテランはナゴヤドームで行われた1日の練習に参加し、「もう1度野球が出来る喜び感じさせてもらった。ハツラツとしたプレーをしたい」とまる新人のようなコメント。フリー打撃では快音を連発し、サード守備でも軽快な動きを披露した。
計画に狂いはなかった。3月29日阪神戦(京セラドーム)で骨折。地道にリハビリを続け、5月20日ウエスタン・リーグ阪神戦(ナゴヤ)で実戦復帰した。最終テストとなった前日31日の同阪神戦(蒲郡)では“復帰1号”もマーク。今日2日に戦列復帰する目標を立ててきたが、そのプラン通り1軍に戻ってきた。
この日の練習を見守った谷繁元信兼任監督(44)も状態の良さに「もう動ける状態ということで、明日(1軍に)上げます」とすぐさまGOサイン。出場選手登録、即スタメン出場の可能性が高い。
首脳陣は森野の復帰を待ちわびていた。開幕メンバーの平田、ナニータに加えて谷繁兼任監督も腰痛で登録抹消中。5月26日の交流戦開幕からソフトバンク、日本ハムと2カード連続で負け越しと重いムードが漂う。投手陣に目を向けても前日に吉見が右肘の不調で2軍落ち。この日は浅尾までもが右肩張りで登録を抹消された。
ベテラン森野の言葉は頼もしい。「今、借金4でしょ。僕がけがしたときは借金3。そんなに動いていない。1つ、1つ勝っていけば貯金ができる」。昨季は西武4試合で打率4割1分2厘と相性もバッチリ。さあ森野、負の連鎖を断ち切ってくれ!【桝井聡】



