若松までも…。中日の連敗が4に伸び、借金も今季ワーストを更新する「11」になった。2年目の谷繁体制でもワーストタイ。先発若松駿太投手(20)の乱調が痛すぎた。初回に山田に3ランを浴び、その後も失点を重ねた。打線の果敢な援護をフイにする背信だった。
「立ち上がりからボールが高く、それを修正できませんでした。何もできませんでした」。4回KOの右腕はうなだれた。7失点は2年目で最多だった。今季、プロ初勝利を挙げてローテに定着した期待の20歳。今季10度目の先発だったが、これまで防御率2・05の安定感がウソのように球が甘く集まった。
首位ヤクルトに3タテを食らった。いずれも打線の迫力に押し切られた。中日の得点は5、5、7。点差は2、1、1。決して抑え込まれてはいないが、大野の7失点、八木の4失点に続いて若松もツバメの攻勢を止められなかった。
山田には3試合連続アーチを許した。谷繁元信兼任監督(44)は「川端、山田、大引ですね。(原因は)すべてでしょう」と話し、友利投手コーチは「パターン化している。3試合とも、打線が打っても先発が試合をつぶしている」と嘆いた。
もう少し投手が粘れていれば、という試合ばかり。蒸し暑い東京で、竜党の不快指数は上がるばかり。ただ監督は負けてもあえて打線の粘りを評価した。3試合とも食らいついた。ただ、6回は1得点した後の無死満塁で1点どまり。8回は無死二、三塁で無得点。最終回もあと一押し。首位との勢いの差を見せつけられた神宮の夜だった。【柏原誠】



