仙台大の最速152キロ右腕、熊原健人(4年=柴田)がDeNAから2位指名を受けた。「自分が指名されたのは即戦力が欲しいということなので。長く記憶に残るピッチャーになりたい」。色紙には「新人王」と大きな目標を書き込んだ。69年の野球部創部から47年目。初のプロ野球選手が誕生する。
家族への思いを秘めていた。大学3年の頃まで、自宅から自転車で学校や練習場に通った。ある日「車にひかれそうになって」からは、父孝さん(66)と兄亨(すすむ)さん(33)が通学、練習時間に合わせて車で送り迎えしてくれた。「家に帰ってから感謝を伝えたい」と言った。
もっとも1位指名が本望だった。「見返してやりたい」と、鋭い視線で活躍を誓った。明日24日開幕の明治神宮大会東北地区代表決定戦(福島・郡山)で、登板が予定される。プロ入りへ弾みをつける大会になる。【久野朗】



