オリックス西勇輝投手(25)が、球団の投手では史上最年少で年俸1億円の大台を突破した。2日、神戸市内で契約を更改。2500万円増の年俸1億2000万円(金額は推定)でサインした。1億円プレーヤーの仲間入りを果たし「まさか自分がなれると思っていなかった。だいぶ評価していただいた。率直にうれしかった」。初めて出来高契約を結んだこともあり、納得の笑顔だった。
7年目の今季は2年連続2桁の10勝(6敗)をマークし、防御率2・38はリーグ2位の好成績。クオリティースタート(6回以上自責点3以下)がリーグ1位の83%と、チームが低迷する中で安定感が光った。横田球団副本部長は「高校を出て順調に右肩上がりに来ている」と評価した。
主力選手としての自覚も出てきた。お金の使い道について「後輩へのプレゼントが好きなので続けていきたい」。年下の選手に成績のハードルを設けてバッグや時計を贈る「西賞」を、今後も続けるつもりだ。
国際大会プレミア12に参加し、野球観が変わったという。「苦しい場面でも全員が声を出していた。自分もそうしていきたい。来年は春先から成績を残して、監督を胴上げしたい」。目標とする金子の背中を追いかけ、さらにレベルアップを図る。【大池和幸】



