ソフトバンク残留を決めた松田宣浩内野手(32)が、今年も持ち前の明るいキャラクターを前面に出し、ホークスをもり立てる。メジャー挑戦かで悩んだ末、昨年12月24日に残留を表明。プロ11年目となる今季も三塁の定位置でフル出場し、キャリアハイの成績を残すことが目標だ。日本一3連覇、さらにその先へ-黄金時代を築くチームの先頭に立つ。
ホークス残留表明から1週間。新年を迎えた松田は、日本一3連覇達成に向けて、早くも燃えている。一時は米大リーグのパドレス移籍へと気持ちが傾いていたが、王球団会長からのラブコールで残留を決意。新たに4年契約を結び、ソフトバンクの黄金時代を築く心意気だ。
「ホークスに残る以上、とことん野球に打ち込んで、日本一のために一生懸命やらないといけない。4年契約をさせてもらった以上、ケガなく4年間全試合に出続けたい」
工藤監督は松田の退団に備え、複数の選手に三塁への挑戦を呼びかけていたが、簡単にホットコーナーを譲る気はない。「三塁のポジションは自分が守るという気持ちでやっている。プロ生活10年がたって一区切り。また新たな思いでやっていきたい」と、気持ちも新たに2016年シーズンを迎える。
5月で33歳を迎える松田は、脂の乗り切っているこの時期に、自己最高の成績を残したいという思いが非常に強い。14年に打率3割1厘をマークし、昨季は35本塁打、94打点の活躍をみせた。「これから僕は野球選手として一番いい旬な時期に入る。その時期に日本で、ホークスでやってみたかったという思いもある。打撃もこれから数字は上がる一方だと思っているので、キャリアハイを実現したい」と目標を掲げる。
今年の漢字1字を求められると「燃」を選んだ。「去年は熱男だったので、それよりも上をいきたい」。松田は今季も愛着のある背番号5に身を包み、声をからしてチームをもり立て、工藤監督に日本一をささげる。【福岡吉央】



