熱男、続投! ソフトバンクは26日、ヤフオクドームで今季のスローガン「熱男2016」を発表した。50以上の候補から絞り込み作業を進めていたが、昨季の「熱男(アツオ)」を超える言葉が見つからなかった。2年目を迎える工藤ホークスが、さらに熱さを求めて、3連覇の大目標に突き進む。
昨年のスローガンが偉大過ぎた。会見に臨んだ工藤監督がボードを手に、注目された今季のロゴを発表した。地元福岡の流行語とも言える「熱男」に2016を加えたものだった。
「ファンに強い印象を与えてくれた。引き継いで、より熱く、強い気持ちを持って、3連覇を目指す。バージョンアップして、2016をつけさせてもらった」
まさかの続投だ。ソフトバンクは過去に「ダ」や「俺がやる」など印象的なスローガンを掲げてきた。今回も新作の選定作業は進めてきた。50以上の候補からまず20に絞り、最終的に4個まで厳選した。しかし、そこから難航した。
「いくつかいいものはあったんだけど…。みんなでいろいろ検討したが、あのインパクトを超えるものがなかった。ヒーローインタビューでも使えるし、活字にもなりやすい。字は大事なので」
明るく楽しく真剣に勝負に挑むチームの雰囲気を、熱男は端的に表現している。その姿勢が連続日本一の原動力にもなった。3連覇の道はより険しくなり、さらに熱さが求められる。昨年の熱男を超えるためにも、あえて同じ言葉を選んだ。
ナインも好意的に受け止めた。「熱男」を誰よりも体現する松田は喜んだ。「熱くっていうのが、野球選手は一番いい。15年を超えられるのは、16年しかない。球団の思いが伝わってくる。15年よりも高みを目指して、頑張ろうと思う」。昨年は圧倒的な強さを発揮した。今季はまず自分自身に打ち勝つことが重要だ。熱男の続投は、その意味合いを持つ。「僕は選手の能力は常に向上すると思っている。少しずつ花は開き始めている。継承していくことも大事」と工藤監督は言った。熱男旋風は今年も止まらない。【田口真一郎】



