危ないアブさんがライバルに宣戦布告だ。中日の新外国人ダヤン・ビシエド外野手(26=ホワイトソックス3A)、フアン・ハイメ投手(28=ブレーブス)、ジョーダン・ノルベルト投手(29=レイズ3A、登録名ジョーダン)が28日、沖縄・恩納村内のキャンプチーム宿舎で入団会見を行った。今日29日から沖縄合同自主トレに参加する。
守護神候補のハイメは昨年まで中日にいた広島ルナと阪神ゴメスとドミニカ共和国で対戦済み。「全力で投げたい」とライバル球団の主軸に宣言した。
ハイメのニックネームの話題になると、新助っ人3人が壇上で笑った。103マイル(約165・7キロ)を昨季3度計測したという剛腕の愛称は「アブサドール」。相手が手も足も出ない無敵の存在であることを示すスペイン語だ。打者がバットさえ振れない速球を武器に三振を奪うところから名付けられたという。
「売りは球が速いところ」と、これまで直球勝負を挑んだ強打者が日本で活躍している。阪神の4番を務めるゴメスはかつて見逃し三振に仕留めた。広島ルナとの対戦は「三振は取れなかった。彼はいい打者」と悔しそうにした。「だいぶ相手のことも知っている。もちろん僕のことも速いと知ってくれているはず」と日本での再戦を楽しみにした。
「ドラゴンズの一員としてアウトが取れるように頑張りたい」。ゴメスからは日本でも三振を奪い、ルナには奪三振でリベンジ。アブさんが手出しできない剛速球を投げ込む。【宮崎えり子】



