中日白井文吾オーナー(88)が広島の営業力に感服した。12日、都内で行われたオーナー会議に参加した白井オーナーの隣が、広島松田オーナー。握手で25年ぶりの優勝を祝福した白井オーナーは「君のところはすばらしいと言ったんだ。商売がうまい。グッズの売り上げもあるし。我々も勉強しないといけない」とうなった。
広島は09年に球場移転により、入場料収入は年間約20億円から約50億円に増加した。限定グッズが発売されると即完売。中日も限定チケットやドームでのイベントを実施するなど試行錯誤を繰り返しているが、空席が目立つ試合もあり、盛り上がりに欠けるのが現状だ。ホームゲームを67試合消化し、1試合平均入場者数は2万8837人。昨年の2万8469人と横ばい。広島戦となればナゴヤドームのバックネット裏も真っ赤に染まり、広島の得点時には大声援が目立つ。松田オーナーも「赤ばっかりでしょ」と胸を張る。白井オーナーは「赤でも白でも黒でもお客さんだから」と返したというが、広島ファンがナゴヤドームにも押し寄せているのは否めない。
戦えば6勝15敗と大きく負け越し。来季の逆襲に向けチーム強化だけではなく、運営面でも取り入れるところは多そうだ。【宮崎えり子】



