阪神は、2年連続のFA補強を検討している。候補はオリックス糸井、日本ハム陽岱鋼、中日大島、平田の外野4人をはじめ、投手陣も西武岸、DeNA山口、ソフトバンク森福ら人材が豊富。球団首脳は「戦力が足りないところを補強していくのは当然です」と話しており、水面下での獲得調査を本格化させていく。

 今季の攻撃陣の課題に1番が固定できないことがあった。横田、江越、高山、緒方、上本、西岡、大和、鳥谷、板山、北條とのべ10人を起用。だが出塁率が低く、盗塁数も広島の半分以下の55個にとどまり、機動力を生かせなかった。その点、走れる糸井や陽岱鋼、大島は補強ポイントに合致する存在。3人とも、今季固定できなかった3番や5番も任せられるパンチ力も魅力だ。

 投手陣も藤浪や岩田の不振が響き、2桁勝利はメッセンジャー1人。先発整備は大きな課題で、安定感のある岸や山口の名前が挙がる。昨年、中日からFAで獲得した高橋は活躍したが、固定できなかったセットアッパー分野で実績のある森福も面白い存在だ。球団はFA調査と並行して新外国人、ドラフトなどの補強計画を進行。優勝を期す金本体制2年目を全面支援する方針だ。